来週、6月25日(月)より、第2回漢字検定の申込が開始されます。
漢検の実施日は、8月21日(火)
今回は、中3を対象に検定を実施します。
(他の学年の子たちも受験可能です。)
でも、なぜ受験勉強に専念する時期の中3に、漢検の受験を勧めるのか。
漢検に向けて、桐光では漢検模試を繰り返し実施して対策を行っていきます。
その時間を受験勉強に向けたほうがいいのではないか、という疑問もあるでしょう。
漢字検定は、おおむね3級以上に合格すれば、
いわゆる「内申書」に書いてもらえるので、高校受験の際に多少有利にはなります。
でも、あくまでも「多少」であって、受験の決め手になるほどではない。
それでも、中3は漢検を受験したほうがいいと思います。
理由はいくつかありますが、ここでは、シンプルに一つだけ。
漢検に向けて勉強することは、受験勉強の一環ととらえられるからです。
漢字の勉強になって、国語で有利になる?
いえ、そうではありません。静岡県の公立高校入試で出る漢字の問題は、
漢検でいえば、4級~5級程度の問題。
3級以上の難しい勉強は必要ありません。
でも、高校入試の設問文は、国語だけでなく、
5教科すべて難しい言い回しで訊かれているといってもいいでしょう。
いわゆる「入試問題」が難しいのは、設問の文が長く、難しいので、
「何を訊かれているのかわからない」からだ、といっていいでしょう。
そんな難しい言い回しを漢検の勉強の中で学ぶことができます。
アジアにおける日本の植民地司配の全体像を多角的にとらえた論文だ。
上の文には、誤字が一字あります。
それを指摘して、訂正するのが漢検3級の問題。
こんな例文をたくさん読むのですから、漢検の勉強を通して、
少しずつ語彙力がついてくるはずです。
漢検申し込みのご案内・申込書は、中3のみなさんに直接お渡しします。
申し込みを待たずに、すぐに勉強を始めたいという人には、次の問題集がお勧めです。
漢検分野別問題集
比較的大きな本屋さんなら置いてあるはずです。
アマゾンでも購入できます。
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